会社設立時の法人口座の作り方!
今回の記事は、覆面税理士の辛島政勇が担当させて頂きます! 辛島政勇(からしま まさお) 株式会社FirstStep 取締役 税理士法人中央会計 社員税理士 |
起業家が会社を設立し、最初にすることは?
それは「銀行口座開設」です。
初めて会社設立をした方は、まず、ここでつまずかれる方が多いです。
そこで、初めて会社設立した方でも、スムーズにできるように都市銀行の口座開設に必要なものをまとめましたのでご紹介させて頂きます!
わかりやすいように、都市銀行別に口座開設に必要なものと手続きをまとめてみました!
三井住友銀行の法人口座開設に必要なもの
まず、下記の①~③は必ず必要です。
①履歴事項全部証明書
②法人の印鑑証明書
③銀行に来店する人の本人確認ができるもの(運転免許証、健康保険証等)
会社設立してすぐでなければ、これだけです。
ただし、会社設立後6ヶ月以内の場合は追加で下記の書類が求められます。
③税務署に提出した「法人設立届出書」
④定款の写し
⑤税務署に提出した「給与支払事務所等の開設届出書」、又は、「株主等の名簿、設立趣意書、設立時の貸借対照表」
※③~⑤の書類は、自分でコピーをしてさらに原本ももっていかなければなりません。
これだけの書類を揃えて初めて申請ができます!
非常に大変ですが、すぐに開設ができるわけではなく、長いと2週間かかる場合もあります。
三菱東京UFJ銀行の法人口座開設に必要なもの
三井住友銀行に比べて必要な資料は少なく、下記のものが必要となります。
①履歴事項全部証明書
②法人の印鑑証明書
③銀行に来店する人の本人確認ができるもの(運転免許証、健康保険証等)
こちらも、すぐに開設できるわけではなく数日かかります。
みずほ銀行の法人口座開設に必要なもの
三菱東京UFJ銀行と同じ下記のものが必要となります。
①履歴事項全部証明書
②法人の印鑑証明書
③銀行に来店する人の本人確認ができるもの(運転免許証、健康保険証等)
みずほ銀行では、1週間~10日ほどかかります。
りそな銀行の法人口座開設に必要なもの
りそな銀行は、一番口座開設に必要なものが少ないです。
①履歴事項全部証明書
②銀行に来店する人の本人確認ができるもの(運転免許証、健康保険証等)
必要なものは少ないですが、審査には約1週間かかります。
銀行口座開設に必要なもの&手続き のまとめ
都市銀行でも、それぞれ必要なものは違いますし、窓口に行ってもすぐには口座開設してもらえません。
また、どの銀行でも、場合によっては追加の資料の提出が必要になります。
口座開設が遅れると、入金が遅れて事業計画にも支障がでる場合もあります。
会社設立をしたら、必要なものをそろえてスムーズに口座開設しましょう!
今回の記事は、辛島政勇がご紹介しました。