そろそろ、年末調整の季節が近くなってきました。
毎年、資料を集めたり会社からこれ書け、あれも書け!など言われて面倒ですよね!
そこで、今回のブログでは、めんどくさい年末調整を簡単にするために必要な手続きを3つにまとめさせていただきました。
年末調整に必要なこと一つ目 必要な資料の収集
年末調整に必要なこと二つ目 扶養控除申告書を完成させる!
年末調整に必要なこと三つ目 保険料控除申告書等を完成させる!
いろいろとめんどくさそうですが、必要なことはこの三つだけです。
まず、年末調整ってなんぞ?ってことをご説明させていただき、上記の三つのことを詳しく動画を交えてご説明させていただきます。
年末調整ってなんぞ?
会社は、役員や従業員さんに対して給与を支払う際に所得税の源泉徴収を行っています。
ただ、1年間に給与から源泉徴収をした所得税の合計額は、その人が1年間に納めるべき税額とはなりません。
なので、1年間に源泉徴収した所得税と1年間に納めるべき所得税額を一致させる必要があります。この手続を年末調整といいます。
まぁ、知ってて損はないかと思いますので一応のご説明です。
一つ目!年末調整に必要な資料の収集
全ての資料が必ず必要かと言われればそうではありません。
ただ、提出しないと所得控除(納める税金が安くなります)を受けれないですので損しちゃいます。
なので、下記に記載されてる資料があれば、会社に提出するほうが納める税金が安くなりますので得でございます。
〇 国民年金基金に加入している場合
→「国民年金基金支払証明書」が必要です。
〇 国民年金に加入している場合
→「国民年金保険料控除証明書」が必要です。
〇 生命保険や地震保険に加入してる場合
→「保険料控除証明書 」が必要です。
〇 小規模企業共済に加入してる場合(中小企業の役員さんだけですね)
→「小規模企業共済掛金証明書」が必要です。
〇 確定拠出年金(401k)個人型に加入してる場合
→「 掛金納付の証明書」が必要です。
〇 途中入社の方で前職のある方の場合
→「前職分の源泉徴収票」が必要です。もし、前職場で頂いていない場合は早めに、頂けるように連絡しておいた方が良いです。
〇 住宅ローンがある方の場合
→「給与所得者の住宅取得等特別控除申告書」
「住宅取得資金に係る借入金の年末調整残高証明書」 この二枚が必要です。
上記が、年末調整に必要な資料になります。
他に、国民健康保険や建設国保・任意継続の保険料をお支払いになってた方は、「給与所得者の保険料控除申告書」 に一年間の支払額を記載する必要があるので準備しておくと便利です。
二つ目!「扶養控除申告書」の書き方
扶養控除申告書の書き方は、下記動画を参照して下さい!
動画で解りやすくご説明させて頂いております。
三つ目!「保険料控除申告書 兼 配偶者特別控除申告書」の書き方
配偶者いない!社会保険入ってるので国保もないで。生命保険や地震保険も入ってないし、控除できるものが何もないよって方は、記載不要です。書き方は下記動画を参照下さい。
会社で年末調整の手続きをされてる方で、
「また、説明すんのはもうヤダ!」
「いい加減、一発で資料そろえてよ」
「何回言わすねん!」
などと感じている方は、このページをチャットやメールで全スタッフの方に送りつけて下さい(笑)
本日の記事は、小松宣郷でした!
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