前回は、起業前に知ってて欲しい5つのことで、まずは個人で起業してもいいんじゃないでしょうかーって内容をご紹介させていただきました。
今回は、(法人・個人問わず)自宅で起業(開業)するメリットとデメリットにまとめたものと、バーチャルオフィスやレンタルオフィスを利用するリスクについてご紹介させていただきます。
[今回の記事の目次]
- 自宅で起業するメリット7つ
- 自宅で起業するデメリット4つ
- バーチャルオフィスやレンタルオフィスを利用して起業するリスク
- 今回の記事のまとめ
自宅で起業するメリット
- オフィス代がかからないので、固定費を抑えることができる。
- 通勤コスト(費用と時間)が不要!これは大きいですね。
- 事業に必要な部分の家賃を経費で落とすことができる。
- 法人の場合は、コチラ参照。
- 通勤コスト(費用と時間)が不要!これは大きいですね。
- 家事や育児と仕事を両立させやすい。
- 自分のペースで仕事ができる。(デメリットになることも)
業種にもよりますが、工夫次第でランニングコストを抑えて自宅で起業することもできそうですね。
自宅で起業するデメリット
- オンオフの切替
- セキュリティ
- モチベーションの維持
- 出会い
(得意先や同業者、外注先だけでなく、自分にとって良い影響を与える出会いも自宅で開業しちゃうと機会は減るかもです。)
自宅ですので、オンオフの切替やモチベーションの維持などが難しいこともあるかもしれませんね。また、顧客情報などのセキュリティも気になります。ただ、工夫次第でデメリットについては解決できるものが多いと思います。
バーチャルオフィスやレンタルオフィスを利用して起業するリスク
- 新設法人の場合、銀行の口座開設が難しい。
※ 都市銀行は特に最近厳しくなっています・・・
※ 口座開設方法はコチラを参照 - 雇用保険への加入の際に、レンタルオフィスやバーチャルオフィスは事業所と判断され、事業所はどこかってことで結構揉めます。(最悪、手続きできないことも)
- ご自身の住所を公にしたくないために、本店をバーチャルオフィスにって考える方がいらっしゃいますが、代表者個人の住所は、謄本に掲載されますので…
- 許認可のいる事業が出来ないことも。
(人材派遣や古物商などは出来ないです。)
自宅で起業するメリット・デメリット 今回の記事のまとめ
業種・業態により、自宅で起業出来ないものもありますが、工夫次第でローコストで自宅で起業出来る方は多いのではないでしょうか?
無理してオフィスを借りるよりも、その費用を売上の上がる直接的な費用に充てる方が起業時はいいのかもしれません。どうしてもオフィスが必要になった時(もう工夫もしつくしたでって時)にオフィスを借りればいいと思います。
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また、バーチャルオフィスやレンタルオフィスについてはデメリットばかり書かせていただきましたが、デメリットを認識したうえで借りるならそれも良いと思います。
FirstStepも、東京オフィスはバーチャルオフィスでテストマーケティングをしてから、開設しています。試験的に使うならコストの安いバーチャルオフィスは良いと思います。
今回の記事の担当は、小松宣郷でした!