代表取締役 黒川 聡子
HP http://bianca.la/
会社名 |
株式会社bianca |
住所 |
〒564-0071 吹田市西の庄町9-5 |
電話番号 |
06-7171-7788 |
代表者名 |
黒川 聡子 |
設立 |
2010年9月 |
事業内容 |
建物に関するリフォームおよびインテリアコーディネート業 家具・インテリア用品の企画、販売 結婚相談業 |
自分の中に迷いが消えたと直感し起業
モデルハウスや住宅購入者に対する家具やカーテン、照明などインテリアのプランニングに加え、全般の販売を行う株式会社ビアンカ。代表取締役の黒川聡子氏はインテリアコーディネーターだ。いずれはインテリアコーディネーターとして独立したい想いを持ち、同時に女性が会社組織の中でずっと働く大変さも感じていた。
「インテリアコーディネーターの仕事は、土日や急な打ちあわせも多く、結婚や出産という人生のライフイベントとの両立が大変な仕事だと思います。その分、やりがいも大きくて楽しいんですが」
起業のきっかけは、日頃から大切にしている直感に従った、と笑う黒川氏。
「自分の直感を信じた時が一番うまくいくんです。何年か前に独立を考えた時は、直感の中に迷いが浮かんだので起業しませんでした。でも、この時は浮かばなかった。不安はたくさんありましたが(笑)」
そこで、起業して個人事業主として1年ほど活動した。
「FirstStepを偶然見つけて資本金1円でも株式会社が作れると知って気になっていた時に、ビジネス取引で法人化の必要が出てきたため、話を聞きに行きました。そこで個人と法人の違いや、設立後のサポートについて教えていただき、その場で法人にすることを決めました」
法人化したことでお客様に安心を提供
直感を信じて起業し、さらに法人化と進んできた黒川氏。だが、起業時は仕事のメドや見込みは一切なかったという。
「需要はあると思っていました。さらには、営業活動を積極的に行って仕事を取ってくるパワーや気持ち、そして仕事が取れる確信はありましたし、実際に飛び込み営業でお仕事をいただきました。あの当時は仕事もほとんどないのに『仕事がいっぱい来て、納期に間に合わなかったらどうしよう』なんて考えていましたね。いろいろと考えて行動するのが楽しかった」
ビジネスの都合で法人化したが、別の方面にも思わぬメリットが生まれたという黒川氏。
「私の仕事は、家という一生に一度あるかないかの買い物に関わるお手伝い。そのせいか、個人のお客様の反応が全然違います。ビアンカが法人であることが、お客様に安心や信頼をもたらしているんです」
法人や個人に関わらず、お客様の反応をダイレクトに感じられるのがこの仕事の醍醐味だと語る黒川氏。すべての仕事でお客様に喜んでいただくために大切にしているのがコミュニケーションだ。
「初対面では、壁を取り払ってもらうことに重点を置きます。本当のニーズを知るには、しっかりした人間関係が必要。コミュニケーションが上手くいくと、本当にお客様がやりたいことが明確に見えてくるんですよ」
人生のステージに負けない働き方ができる会社になる
個人事業主と法人の両方を体験して、法人化をおすすめするという黒川氏。その理由をたずねた。
「個人と法人では、日々の仕事などは何も変わりません。法人にすることで、経営の数字をきちんと把握できるので、先を見通して事業をやる上では成功確率が高まると思います。私のように数字が苦手なら、そういう面を助けていただける方にお願いすれば良い。経営上の数字を正しく把握することは難しいけど大切だと実感しています」
最後にこれからの目標についておうかがいした。
「スタッフの数を増やし、女性が働きやすい会社を目指したいですね。世の中的に産休や育休の取得は非常に難しいのですが、女性である私が経営するからこそ、そういった面をサポートしたい。お互い助け合いながら楽しく仕事ができるフィールドを提供するのが理想です。仕事と育児や生活のバランスが取れた働き方、人生のステージに負けない働き方ができる会社を目指していきます」
担当者より
黒川様はその見た目からは想像できないほどパワフルです。 また、お子様を出産されたあとも、家庭と仕事を両立させるスーパーウーマンです。
会社を大きくして女性が働きやすい環境をつくりたいという理念をお持ちで、今後のさらなる成長を確信しています。bianca様のお部屋にお邪魔することがあるのですが、施工実績に勝るとも劣らないほどお洒落な空間です。
いつか自分の家のインテリアもコーディネートして欲しいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。(澤 和樹)