採用に特化したデザイン、そしてアイデアをワンストップで提供
中小企業にとって採用は、会社の成長戦略の重要な要素と言える。トゥモローゲート株式会社は、そんな中小企業の採用に関するブランディングやツールの制作などを行う会社だ。
「主に戦略やブランディング企画の提案、それに伴うWebサイト制作、会社案内映像やパンフレットなどの制作を行っていますが、時には社内制度や働く環境の整備までサポートすることもあります」
そう語るのは、代表取締役の西崎康平氏。西崎氏は大学卒業後に人材採用を支援する会社に就職したが、学生時代から起業することを志していた。
「将来の起業を意識して、就職活動では『新規営業の仕事ができること』『実力主義で起業資金を稼げること』『人脈構築ができる経営者相手の仕事であること』の3つを入社する企業の条件にしていました。その3つの条件を満たすのが、人材採用を支援する会社だったんです」
5年間働き、最終的には大阪支社長となった西崎氏。6年目に起業を決意する。
「多くの人材支援会社は営業活動に力を入れていますが、制作物はほぼすべて外注でした。しかも、制作物ごとに制作会社が異なるためにコンセプトの統一が難しかった。そこで、映像もWebもパンフレットもすべて社内スタッフで制作する人材採用に特化した制作と、採用ブランディングを行う事業で起業しようと決めました」
仕事をやるやらないの判断基準は「オモシロイかどうか」
起業を決意した西崎氏とFirstStepの出会いはインターネット検索だった。
「検索で見つけて他社サイトとも比較しましたが、コスト的なメリットが一番だと感じたので、FirstStepさんの事務所におうかがいしました。そこで、担当者の方の物腰がとても柔らかく、思っていた会計事務所のイメージと違い、非常に好感が持てたのでお願いすることに決めました」
また、最近は中央会計のセミナールームを活用している。
「会社の業務上、セミナーなどを頻繁に開催しますが、中央会計さんのセミナールームをお借りできるのはとても助かります。これだけでも依頼する価値がありますよ(笑)」
こうして設立されたトゥモローゲート株式会社が最も重視する価値基準、それは『オモシロイ』かどうか。
「例えば、あるサービスをやるかやらないか、新入社員教育をどのようにやるかなど、あらゆる場面における社内の判断基準は『オモシロイ』かどうかがすべて。売上のアップや儲かるという視点よりも、私たち自身はもちろん、世の中の人々にとって『オモシロイ』ことであることを最優先にしています。私も含めたスタッフ全員にその意識は浸透しています」
中小企業だからこそ、新卒採用をやるべき
人材採用の仕事を通じて経営者と接する機会も多い西崎氏に、これから起業しようとする人が意識しておくことについてお話をうかがった。
「10年以上、人材関連の仕事を通じて多くの経営者と接してきた中で感じるのは、堅実な経営者の方は常に会社の未来を見据えて行動し、着実に会社を成長させておられることでしょうか」
そうした姿を目の当たりにし、自社の戦略もしっかりと未来を見据えて構築しているという。
「3年以内に採用ブランディング事業とは別の自社サービスを確立させるべく、事業拡大を念頭に新卒採用を積極的に行います」
創業間もない小さな会社では、中途採用の方が即戦力として活躍できるのではないか、と質問すると、西崎氏はこれまで数百社の人材採用をサポートした経験から、中小企業こそ新卒採用に積極的に取り組むべきと教えてくれた。
「中途採用は、休日や残業、福利厚生の充実度といった条件面が重視されます。新卒採用は、たとえ中小企業でも会社の将来性や目標、やりがいや社風などをメッセージとして伝えることで、高いポテンシャルを持つ人材が志を持って入社してくれる可能性が高い。だからこそ当社も積極的に新卒採用に取り組んでいます。採用でお悩みの中小企業の経営者さんは、ぜひご相談いただきたいですね」
担当者より
西崎社長と最初にお会いした時の印象は、頭の回転が速く、おしゃれで、しかも採用のプロでいらっしゃるので、いろいろ見抜かれるんじゃないかと緊張したことを覚えています。
担当させていただいて数年経ちましたが、いつもスマートな営業マンといった雰囲気で丁寧に接してくださいます。数字の面では、常に売上の予測と修正を把握されていて、業績は増収増益です。新しい取り組みや、新卒採用もされて、今後も大変楽しみさせていただいています。
弊社のセミナールームで開催される説明会はいつも活況で、西崎社長の手腕が垣間見れます。採用でお困りの企業様は、ぜひトゥモローゲート株式会社様にご相談されてはいかがでしょうか。(居村 真規子)