1年近く成果ゼロでも頑張れた原因は『負けず嫌いの心』
合同会社ホッジホッジの代表社員である北畠芳依氏は、現役のアフィリエイターであり、特に脱毛関連のアフィリエイトに強いことでアフィリエイターの間でも有名だ。現在はアフィリエイターをめざす人々向けのセミナー講師やサポートも行っている。
「アフィリエイトの世界に入ったのは4年ほど前で、それまで働いていた接骨院ではホームページ更新やブログ作成も担当していました。最初のきっかけも、骨接ぎや指圧の技をもっと高めるセミナーに参加するつもりで、そのセミナー講師の先生のブログを読んでいると、とある『SEOにも役立つ』という一文が気になって……。それがアフィリエイトのテクニックを教えるセミナーへのリンクだったんです」
接骨院での仕事に何の不満もなく、アフィリエイトがどんなモノか正確には知らなかった。それでも北畠氏は何かの運命を感じてセミナーに申し込み、それをきっかけにアフィリエイトを仕事として始めるようになった。
「テクニックを学んで、あとは実行あるのみ。それでも最初の10カ月ぐらいはまったく成果が出ずに、ほぼゼロの月が並んでいましたね」
実績がまったく出ず、心が折れそうになった時でも踏ん張ってアフィリエイトを継続できたのは『負けず嫌いの心』があったから。
「私と一緒にセミナーを受けた人が、早々に月間何十万円もの成果を出していたんです。『あの人があれだけの成果を出せるんだから、私はそれ以上の成果が出せるはず!』という負けず嫌いの心があったからやり切れたと思います(笑)」
人と会わなくてもできる仕事だからこそ、人を大切にする
アフィリエイターとして成果が出始めたのは、始めてから間もなく1年が経とうとする頃。突然『ポンッ!』と成果が上がり始めた。それと時を同じくして、アフィリエイトの恩師である人からFirstStepのことを教えてもらった。
「成果が出始めたらすぐに相談に行きなさい、と言われて……。相談に行くと、担当の方から今すぐに法人化するべきとアドバイスをいただき、その場で法人化と社名を決めました。事務所を訪問した時に、スタッフの皆さんが若くて人柄の良さが伝わってきたんです。それで、『ああ、お願いするならここだな』と思いました。起業ってやることが多くて、お金以外の相談にも乗ってもらえたのは本当に助かりましたね」
アフィリエイターとして成果を出し続ける北畠氏。ビジネスを続けていく上で大切にしているのは、『誠実であること』だという。
「絶対に人を裏切らない、出会った相手を幸せにしたいと考えています。パソコン上で完結する仕事なので、仕事をする上で人のつながりは必要ありません。でも、だからこそ仕事を通じて出会った人を大切にするようになりました。アフィリエイトって意識しないと人に会わなくなる仕事なんですが、今の私には日本中、世界中に友達がいて会いに行ける。こうした楽しい日常のすべてのきっかけは、a-works株式会社の野山さんがアフィリエイターを紹介してくれたことから。野山さんにはとても感謝しています」
7つの事業の柱をめざす
アフィリエイターを養成するスクールのサポーターも担当している北畠氏。アフィリエイトで起業を考える人の相談を受けることも少なくないという。
「迷っている時は自分が良いと思うことをしなさいと伝えます。自分の直感を信じましょう、と。ただ、起業する以上、甘えは捨てなければならないことも伝えます。お小遣い稼ぎ程度ならともかく、生業とするなら生半可では絶対に成功できない仕事ですよ、アフィリエイトは」
自分が辿り着こうと思わないと辿り着けないのが、仕事としてのアフィリエイト。まずは意識が重要でテクニックは二の次だという。
「売上ゼロの時、よく目標売上を大ホラ吹いてました。自分で自分のハードルを上げて期限を切って有言実行する。経営者マインドがないと成功しません。ノープランで言って、言ってからどうやるか考える。それはそれは大変です。でも、だからこそ自由があって、世界中を旅しながら仕事ができる。私にとってアフィリエイトは天職だと思っています」
最後に今後の展開について話を聞いた。
「いつも楽しく過ごすこと、これに尽きます。将来的には、アフィリエイト以外の事業を6つ立ち上げ、アフィリエイトを含めた7つの事業の柱を持ちたいですね。何を柱とするかはこれから。情報はたくさん集まってくる環境なので、精査しながら見極め、アクションしていきます」
担当者より
北畠社長とお会いして2年が経ちました。誠実な方という印象は今も変わらないです。 社長の周りには素敵な人がたくさんいて、情報発信・情報収集力が突出しておられます。 また、いつもお会いするたびにパワーをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも7つの軸を作れるように微力ながらお役立てできれば幸いです。 今後ともよろしくお願いいたします。(澤田 恭平)