emo-pla1
代表取締役 三鍋 誠
HP http://www.art-planet.jp/
HP http://www.kandou-wakusei.jp/

会社名 株式会社エモーションプラネット
住所 〒662-0873 西宮市一ケ谷町1-54-204
電話番号 0798-56-7703
代表者名 三鍋 誠
事業内容 ・ギフト商品企画販売
・複製絵画販売ArtPlanet
・オーダーメイド絵画販売 感動惑星

『感動』をキーワードに起業

企業向けギフト商品の販売企画や絵画販売などを手掛ける株式会社エモーションプラネット。代表取締役の三鍋誠氏は、もともと雑貨メーカーやギフト商社に勤務し、販促商品の企画提案などを行っていた。
「社名入りのボールペンやティッシュなど、イベントで配布するような販促物を企画提案させていただいてきました。お客さまのご要望に合わせて最適な商品を発掘してご提案すると、とても喜んでいただけるんです。この仕事のやりがいや感動が、私自身の中で非常に印象に残っていて、仕事でもっとこんな気持ちをたくさん味わいたい、そう思うようになったんです」

多くの人に喜びを届けるビジネスシステム、三鍋氏の言葉を借りれば『感動ビジネス』にもっと取り組みたいという想いが、独立への推進力につながっていったそうだ。
「『感動』をキーワードにして事業に取り組みたい、そのために起業しようと決意しました。感動を届けたいという想いは、必ず相手に伝わると確信していましたから、その想いは間違っていなかったと思います。実際にサラリーマン時代のお客さまが、起業後も応援してくれていますからね」

FirstStepとの出会いは、友人の紹介だという。
「起業ってハードルが高いと思っていたのですが、起業パッケージがわかりやすかったのでお願いすることにしました。多彩なセミナーやビジネス提案、細かいITサポートなども助かっています」

作家とお客さまがWIN-WINの関係を構築できる仕組みづくり

emo-pla2『感動』をキーワードに起業した三鍋氏。ギフト商品の企画提案を行いながら、新たな『感動ビジネス』事業として取り組み始めたのが絵画関連事業だ。
「私の弟が画家をしており、最初はお客さまのご依頼に合わせたオーダーメイド絵画の販売を行う『感動惑星』というWebサイトを立ち上げました。おかげさまでお子様やお孫さんの姿、そしてペットの姿など、多くのご依頼をいただき大変喜んでいただいています。さらに、カタログギフトにオーダーメイド絵画作成権を掲載したところ、コンスタントに注文をいただくようになりました」

画家側のモチベーションもアップすることがわかり、大きな可能性が見えたオーダーメイド絵画。ただ、課題もある。オーダーメイド絵画の作成は、作家一人あたり月間4~5点が限界。そのため多くの画家が必要となるが、模写は作品を描くのとは別の技術が必要となるので確保が非常に難しいのだ。そこで、そうした課題をクリアしながらも画家にとって安定した収益源となり、お客さまには絵画をより身近な存在にしてもらえる仕組みをめざしてたどり着いたのが『複製絵画の販売』だ。
「画家が描いた作品の原画を画像データ化し、精巧な複製技術で再現した『複製絵画』をWebサイト『アートプラネット』で販売するという仕組みです。絵画はサイズごとの統一価格とし、ミュージシャンが自分たちの作品である曲をCDで販売するような仕組みをイメージでしています。この仕組みで画家も好きな作品を描いて、実力に応じて収益を上げられる仕組みを構築したいと考えました」

作家は自分の作品をより多くの人に届けられる可能性があり、お客さまはより気軽に絵画を購入して豊かな生活を手に入れることができる。
アートプラネットを通じて、そんなWIN-WINの関係をめざしていきたいと思っています」

絵画の存在が身近になる世界をめざす

emo-pla3「常にお客さまが求める以上を提供し続けることが『感動』につながる」と語る三鍋氏に、これから起業しようとする人へのアドバイスをお願いした。
「自分が得意とする『武器』を必ずひとつは持っておくことですね。私の武器は企画力や提案力。お客さまがそこに期待してくれている。その期待に応えることが『感動』につながると考えています」

最後に今後の展開についてうかがった。
「私たちがめざすのは、お客様と作家の橋渡しを通じてその距離を近くすること。『アートプラネット』を作家には著作権を守りながら広く作品を紹介する場、お客様には統一価格で気軽に絵画を楽しめる場にしていきたいですね。音楽CDを買うような感覚で絵を買ってもらえる世界をめざします」

担当者より

三鍋様が大切にしておられる「感動」から、新たな生み出されたアートプラネット事業。
一度、レプリカを拝見させていただきましたが、高度な複製技術で原画に劣らないクオリティでした。
絵画への思い入れが強い三鍋様だからこそできるビジネスだと感じております。現在はアートプラネットができて間もないので、 既存のビジネスを維持しながらアートプラネットが市場に認知されるよう努める時期です。中央会計として財務、税務はもちろんのこと、様々な面でバックアップさせていただければと思っております。(村中 奨平)