代表 関原 雅史
HP http://odesign.info/

会社名 Odesign(オーデザイン)
住所 〒550-0003 大阪市西区京町堀2-2-3 サイトウビル204
電話番号 06-6554-1231
代表者名 関原 雅史
従業員数 4人
事業内容 住宅の設計・施工監理など

父と同じ建築士の道に進むことに

設計コンサルタントとして複数の大手住宅メーカーと契約し、新築注文住宅の設計を行うOdesign。富裕層やモダンなデザインの住宅を作りたいと考えるお客さまを担当することが多いと語る代表の一級建築士・関原雅史氏。実は関原氏の父も設計士なのだが、子どもの頃は設計の世界に進むことや父の跡を継ぐことなど、考えたことすらなかったという。
「『設計の仕事』を意識したのは大学進学の時。たまたま理系科目の成績が良かったんです。すると父に『今めざすものがないなら、建築系の学科に進んでみたら?』と言われ、とりあえずのつもりで建築系の学科に進みました。ただ、勉強以外のことが楽しすぎて、1年余計に学ぶことになってしまいましたが(笑)」

しかしながら、大学在学中から卒業までの約1年間は、父の事務所からの出向という形で大手住宅メーカーで働いた。この時に、設計や建築の面白さはもちろん設計技術や建築の現場を体感し、大学卒業後はそのまま父の事務所を手伝うことに。
「実際に父の仕事を引き継ぐことを意識し始めたのはこの頃からですね。約18年間、父の設計事務所を手伝いました。そしてOdesignを設立し、父が担当していた設計コンサルタントの仕事も代替わりする形で引き継ぎました」

お金に関するフィーリングが合い、中央会計への依頼を決意

中央会計との出会いは、すでに中央会計と契約している複数の知人からの紹介によるもの。しかし、自分の目で他社と比較検討した上で決めたいと考えた関原氏は、自らピックアップした3社にアポイントを取って面談し、その結果を踏まえて中央会計への依頼を決めた。
「自分が考えるお金の使い方を理解し、認めてくれると感じたのが決め手となりました。例えば、事務所スタッフが高いモチベーションを持って楽しく仕事ができるようにするためなら、たとえ売上に直結しにくいお金の使い道であっても優先順位を高くしたい。その使い道や優先順位の感覚が、最も近かったのが中央会計だったんです」

「コミュニケーションの中からお客様の嗜好や住まいに求める要素の優先順位を見極め、それを自分自身の感性を通じてフィルタリングしながら設計図面に落とし込むのが仕事」と語る関原氏に、仕事に取り組む上で大切にしていることをうかがった。
「施主様の要望通りの設計プランを出しても面白くないし、それは誰にでもできること。常に、要望にプラスアルファを加えることを忘れないようにしています。あと、住宅というのは『気配り』の塊だと考えています。『これ、気が利いてるなぁ』と感じるのは、住宅から作った人の使う人への気配りが感じられるから。スタッフには常々『気の利いた良い住宅を設計するためにも、普段から他人に気配りができる人間になろう』と言っています」

スタッフ一人ひとりが主役になれる設計事務所に

国家資格だけに多くの人が独立をめざす職業でもある建築士。実は建築士の数は減っているそう。それだけ厳しい業界の中で、独立や起業を成功させるにはどんな準備や考え方が必要なのだろうか。
「せっかく取得した国家資格を最大限に活かすためにも、独立前に取引先のメドを立てておくことをおすすめします。将来的に規模の拡大や、より良い仕事に取り組みたいと考えるならなおさらですね」

今後の成長戦略のひとつとして、FirstStepを利用しての法人化も検討している関原氏。スタッフにとって良い設計事務所にするために、社内体制や環境の構築を進めている。
「しっかり休めて、何があってもスタッフ同士がフォローしあえる社内体制を構築していきます。さらに全国各地に支店を作り、全国のクライアントに対応できる体制をめざしたい」

同時に、スタッフ一人ひとりが主役になれる設計事務所にしていきたいという想いがある。
「モチベーションの向上やキャリアアップを実感できる設計事務所にしたい。事務所の屋号に私の名字や名前を含めず『Odesign』としたのは、スタッフ一人ひとりがお客さまの前で主役となってもらうため。スタッフが長く働きたいと思ってもらえる設計事務所にしていきたいですね」

担当者より

関原社長はいつもスタッフの成長を考えておられます。お客様からの信頼もとても厚く、スタッフの成長のために努力を惜しまず、常に自分に厳しく事務所を運営されています。
法人化や支店開設など、Odesignさまにとってこれからがとても大事な時期になります。
さまざまな面からサポートさせていただけることにとても感謝しています。今後ともよろしくお願いいたします。(山尾 祐介)