代表取締役 大谷 浩史
HP http://www.tsukushi-inc.co.jp/
会社名 |
株式会社つくし |
住所 |
〒550-0003 大阪市西区京町堀1-9-5 第三安田ビル805 |
電話番号 |
06-4256-7294 |
代表者名 |
大谷 浩史 |
設立 |
2011年11月 |
事業内容 |
・インターネット、ホームページ制作に関する総合コンサルティング業務 ・ホームページの企画、調査、デザイン、クリエイティブ業務 ・ホームページの保守、運営管理及び販売業務 ・SEO・SEMコンサルティング/リスティング広告に関する企画・提案及び制作業務 |
お客様のために全力でWeb制作に注力したい
企業やお店などのWEBサイト制作を業務とする株式会社つくし。代表取締役の大谷浩史氏は、Web制作の専門学校卒業後、ずっとWebの世界で生きてきたスペシャリストだ。Webデザイナーを経てディレクターとして業種や規模に関わらず、様々な業種のWebサイトを制作してきた。
「その精神は株式会社つくしでも変わることはありません。あえて業種を絞らず、幅広いジャンルのWeb制作に対応することで、それが当社の強みになっています」
大谷氏が起業しようと考えたきっかけを尋ねると、「いろんな事が重なったから」とのこと。前の会社は立ち上げ時から12年以上勤務したほど、決して働きにくい環境ではなかった。しかし、「少し違うステージに立った方が自分の成長や会社、部下、さらには長い目で見るとお客様のためになるのでは?」と漠然と考えていた。さらに、独立を勧められたり、Web事業部の大幅な社内編成の話が出た事などが重なり、「このタイミングしかない!」と決断した。
こうして起業した大谷氏にとって、Webの醍醐味とはどこにあるのだろうか。
「Webサイトも人間関係も、お客様と何もない状態から一緒になって創りあげていく過程が好きなんです。サイトが完成した時や初めてレスポンスがあった時、お客様の喜ぶ顔が見られる上に一緒になって喜ぶことができる。あの瞬間、すべての大変さや苦労が吹っ飛びます。」
Webクリエイターにとって最高の環境を提供したい!
起業して経営者としての第一歩を踏み出した大谷氏。起業したことによる変化を尋ねると、お客様に対する想いが変化した、という答えが返ってきた。
「起業前はひとりの制作担当者としてお付き合いするのみでした。しかし起業後、改めて経営者の視点も持ってお客様と向かい合うと、長くお付き合いしてきたクライアントの社長様の素晴らしさを改めて実感するんですよ。また、企業のトップがホームページに対して期待する想いをよりリアルに感じるようになりました。『期待に応えたい、応えなければ』という想いが、これまで以上に大きくなりましたね。」
また、大谷氏はWebクリエイターにとって最高の環境を提供する会社にしたいと考えている。
「クリエイターの能力を生かすも殺すも環境次第。私もWebデザイナーでしたから、余計にそう思うのかもしれませんが。例えばノっている時は制作に思う存分没頭できて、ノらない時は一日休んでしまう……限られた時間の中で良いモノが生まれるのなら、それでも良いと思います。もちろん自由の裏には大きな責任が伴いますが。そんなWebクリエイターにとって最高の環境を用意できる会社を目指しています」
「時は来た!」と思ったらアクションするべし!
これから起業しようとする人へのメッセージをお願いした。
「よく考えて、『時は来た!』と思ったならやるべきだと思います。起業したい気持ちが少しでもあるなら、後悔しないように起業するべきです。ただし、私が真にできたかは別として、誰かに迷惑を掛けたり、恩を仇で返すような起業のやり方はダメだと思います。結果的に自分に返ってきたり、将来の行動範囲を狭めてしまうことになりますから。起業後もこのことを意識して行動すれば、きっと周りの人が助けてくれますよ。実際に私も数えられないほど沢山の支援をいただきました。現在もそうです。FirstStepと出会ったのも、周囲の人にご紹介いただいて繋がったんですよ。また、何か困ったことや迷い、悩みが発生した時には、社会人になりたての時に教わった『恩は石に刻め、恨みは水に流せ』という言葉を思い出します。起業成功の秘訣は、この言葉に凝縮されているかもしれません」
最後に将来の目標についておうかがいした。
「Webサイトの制作という仕事を通じて、お客様の成長に貢献していきたいですね。お客様の成長に貢献できれば、おのずと当社も成長していけると確信しています」
担当者より
大谷社長は、いつもおだやかに微笑まれている印象があります。従業員の方達とも和やかな雰囲気で、こういう環境だからこそステキなお仕事ができるのかなぁと思います。
一方で、経営状態については現状をしっかり把握され、さらに予測の試算表まで作成されています。従業員の皆さんも数字を把握されていて、熱心にご質問していただきます。
クリエイティブな面では自由に、経営面においては一体感を持ちながら前進されていて、今後のご発展が楽しみです。(居村 真規子)