代表取締役 林 照剛
HP http://radiant8.co.jp/

会社名 株式会社ラディエント
住所 〒542-0061 大阪市中央区安堂寺町1-3-12
電話番号 0120-640-017
代表者名 林 照剛
事業内容 住宅リフォーム、外壁塗装

塗るだけで省エネが実現するGAINA塗装が人気

ビルやマンション、一戸建てのリフォームを行う株式会社ラディエント。法人設立をしてわずか3年の同社だが、代表取締役の林 照剛氏は20年以上もの長きにわたってリフォーム業界に身を置く、この業界のプロフェッショナルだ。起業前もリフォーム会社に勤めていたが、会社の方向性と林氏が考える方向にズレがあり、自分が想うことを実現するために起業した。
「ビルもマンションも一戸建ても、建物は約10年おきに必ずリフォームをする必要がありますから、非常に将来性がある業界なんですよ。しかし、一部の悪徳業者や昔気質の職人によって、業界イメージ全体が悪くなってしまった。自社の成長を考えることよりも、まずはリフォーム業界が信頼されていない現状を変えていかないと、将来の成長は危ういと考えています。『微力ではあるが業界信頼度を向上する一助となりたい』という想いも、起業理由のひとつになっているんですよ」

自社のみならず業界全体を視野に入れて考える林氏。今最も販売に力を入れているのは、『GAINA』塗料を用いたビルやマンション、一戸建ての外壁断熱塗装だ。
「この塗料は、日本の国産ロケットに使われている塗料の技術を応用しています。塗るだけで断熱効果を発揮し、光熱費を約30%削減できるんですよ。実際に施工させていただいたお客様からも非常にご満足いただけています。そういった点からも、この『GAINA』塗料による施工を今後も増やしていくつもりです」

腕のある職人だからこそコミュニケーション力が重要!

しかし、リフォームは良い商品を販売したからといって、お客様の満足が高くなる訳ではない。もう一つ“施工する職人の教育”という大きな課題がある。林氏はこの課題についても積極的に取り組んでいる。
「昔は“我が強くて無愛想だが技術はある”職人でもOKでしたが、今はダメ。お客様ときちんとコミュニケーションが取れる職人じゃないと、どんなに良い商品、施工であってもクレームとなり、お客様にご満足いただけなくなってしまいます」

ラディエントでは、起業当時からコミュニケーション能力が高い職人を確保すると同時に、人材教育に力を入れている。
「確かに人材教育は大変ですし、コストもかかる。職人は当社だけじゃなく他社の仕事もするので、コストを掛けて当社がやらねばならない理由はありません。でも、職人のコミュニケーション力や人間力が向上すれば業界の信頼度が向上し、ひいてはそれが当社の売上につながると信じています」

すべては人と人との関係から始まると考える林氏。FirstStepとの出会いも、そんな人を見る目を大切にした結果、つながった縁だった。
「法人化を考えている時に、検索エンジンで見つけたのが最初のきっかけ。事務所におうかがいすると、スタッフの皆さんの感じがとても良く、説明も詳細でわかりやすかったんです。これは良い出会いだと直感しました。我々の仕事は人の縁で成立しているのですが、この出会いも良いご縁だと考えてお願いすることにしました」

経営者の力量は悪い時にこそ試される!

これから起業を考えている人には、人との縁はもちろん“心に余裕を持った起業”をおすすめしたいと林氏は語る。
「起業して感じたのは資金以上に心の余裕が必要ということ。これは起業後も同じかもしれませんね。良い時もあれば悪い時もあります。良い時にいかに成長させるかはもちろんですが、特に悪い時をどう乗り越えるかの方が経営者の力量が試される。未来を見据えた一手を打つには、目をつぶってがむしゃらに前に進む力よりも、冷静な忍耐力と資金面も含めた心の余裕が絶対に必要だと思います」

最後に将来の目標についてたずねると、リフォーム業界が今後10兆円規模の市場に成長すると予測されていることとともに、以下のように語ってくださった。
「時代の流れは本当に速い。先を深読みしようとせずに、常にベストを尽くすことを継続し続ければ、自ずと道は開けてくると考えています。これからも職人や社員の人材教育を継続しながら、業界全体の信頼度向上に寄与していきたいですね。もちろん自社の知名度アップ、売上アップにも取り組んでいきますよ」

担当者より

ラディエント様は、住宅リフォームや遮熱塗料のガイナなどの外壁塗装を行なっている会社です。社長である林様とお話していると、お客様の満足や従業員の方のことを非常に大切にされていると感じます。
また、ガイナやサイトの活用など新しいことにもどんどん取り組んでおられます。そのような考えや取り組みが、新聞等のメディアでも取り上げられている理由なのだと思います。
林社長、これからもよろしくお願い致します。 (稲見 益輔