「安くて簡単にできる」ということであれば、「株式会社」よりも「合同会社」のほうがいいでしょう。 設立も目的を問わず、とにかく安くて簡単にできる起業を目指されているのであれば、「LLP」や「合同会社」が適しています。 |
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【合同会社の特徴1 設立費用が安い】 |
設立費用についてですが、「LLP」は登録免許税6万円のみ、「合同会社」は登録免許税6万円、印紙税4万円の合わせて10万円です。
一方、「株式会社」は登録免許税15万円、印紙税4万円、定款認証費用5万円の合わせて最低でも約24万円の費用がかかります。
つまり、「LLP」をつくるのがもっとも安いですが、「合同会社」も「株式会社」よりはかなり安くつくることができるのです。(専門家に依頼すれば、司法書士報酬等の別途費用もかかります)
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【合同会社の特徴2 設立後の手続きが簡単】 |
設立後の手続きですが、「株式会社」の場合、決算公告が義務付けられています。 また、株式譲渡制限会社の機関として、最低でも株主総会と取締役を設ける必要があります。 その取締役の任期は最長10年です(定款への記載が必要)。 一方、「合同会社」「LLP」については、決算公告の義務や取締役の任期はありません。 |
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☆注意点 |
現在では、「合同会社」よりも「株式会社」のほうがブランド力があり、信用力も高いという利点はあります。また「合名会社」「合資会社」も、「合同会社」同様に「安くて簡単にできる」会社です(ただし知名度は低いですが……)。 |
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